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コンセプト

体験型の安全教育

 災害の多い我が国では、子どもの安全教育の重要性は年々増してきています。また自然災害だけでなく、近年急速な発達と普及が進む情報化の中にも多くの危険が潜んでいます。幸いなことに、その分野においてはたくさんの方々が研究され取り組まれています。
 安全教育というのは予防接種のようなもので、平時においてはその有効性がなかなか認識されづらいものですが、定期的に行う事で防衛意識が育まれ、いざという時に行動に移す力となります。
 意識を育むためには体験が非常に効果的です。座学により得る知識は重要ですが、実感が伴わないとなかなか重要性が理解できません。
 体験するということは、自分が主体となって積極的に考える事です。ここで得たものは強く記憶に残ります。
 私たちはこの「体験」の有効性に着目し、より効果的な安全教育を模索し、子ども達を守る社会の一員として参加したいと考えています。

演劇的アプローチ

 勉強は楽しくないとなかなか身に付きません。とりわけ子どもにとっては思考よりも感覚が優位にあり、言葉だけで理解するのは難しい傾向があります。
 私たちは長年、演劇の世界で舞台制作に携わってきました。演劇は非常にダイナミックです。意味の説明ではなく、感覚に直接訴え、観客に様々なメッセージを伝えます。その経験と知識と手法を安全教育に取り入れました。
 音やリズム、身体の動きや呼吸など様々なものを使って、子ども達の感覚に訴えメッセージを伝えていきます。
 思いっきり楽しんだ後、しっかりと身を守る知恵が残り、安全意識が育まれる、そんな作品作りを目指しています。

初めての安全教育

 安全教育は幼児期から始まります。子ども達は幼稚園や保育園、地域の催し物、様々な場所で安全教育に触れていきます。
 しかしながら、なかなか幼児だけを対象とした安全教材や安全講習は少なく、小学生向けの講習をアレンジしたり、アニメ教材などに頼る場面も多く見られます。
 そこで私たちは幼児を対象にしたコンテンツが作れないか考えました。幼児が現実にできる内容を吟味し、飽きさせない工夫を凝らし構成しました。
 幼児期に初めて行う安全教育として、ぴったりの作品をお届け致します。